福とらが旬!相馬冬の新名物 天然とらふぐ「福とら」

高品質の天然とらふぐ、
職人の育成を含めて
東北にふぐの食文化を。
割烹やました 鈴木 光二さん 鈴木 朋美さん
interview
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『一般社団法人 全国ふぐ連盟』福島県支部、『一般社団法人 福とらの会』会長を務める『割烹 やました』店主の鈴木 光二さんと若女将の朋美さん。美味しいふぐ料理を通して、ふぐの食文化を根づかせるべく奮闘中です。

全国に誇れる『福とら』
その力を生かすために
天然とらふぐの醍醐味、コラーゲンたっぷりの身皮の部分。
自家製の特製ポン酢とともに食べると口の中でとろけます。

約40年前の創業当時からふぐ料理を提供してきましたが、震災前は地元で獲れるのは年に数匹。現在は、店で扱うふぐは全て相馬沖で穫れる天然とらふぐです。旨みが深く食感も良く、全国ふぐ連盟のプロの方々が認める品質で、ふぐの本場・下関の方々も相馬を応援しています。ふぐを捌くには免許が必要で、これまで地元でふぐを食べる習慣がほぼなかった相馬では、ふぐ職人が足りない状況。近年は技術の伝授、育成にも力を入れています。

ふぐ特有の旨さと食感を楽しめる、花のような『てっさ』。
水温が下がる1月~ 2月頃は身の透明度がさらに増します。

毒があるふぐも食べられる部分だけに処理した『みがき』の状態なら、ふぐ免許がなくても調理できます。ふぐの食文化を地元に根づかせるためにも、まずは多くの方に食べていただくのが大切。ランチでは気軽に楽しめる『ふぐ御膳』を提供しています。相馬の新名物『福とら』から、新たなふぐの食文化が広がっていくでしょう。ふぐの良さを感じたいなら、やはり刺身がおすすめ。大輪の花の如き『てっさ』を囲めば、美味しさに会話も花開きます。

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